白浜・太地・那智・串本を特急くろしおでめぐる【和歌山2泊3日】の旅行をしてきました。
白浜のとれとれ市場はもちろん円月島の朝焼け、太地のくじら博物館、那智の滝、そして串本のホテルステイまで個人旅行ならではの自由なルート選択。
新大阪から特急くろしおで南紀白浜へ。レンタカーなしでも楽しめる2泊3日の和歌山の旅を紹介します。歩くのが好きな人のモデルコース⁈になるかもしれません。
和歌山2泊3日の車なし観光のスケジュール

和歌山2泊3日の旅行はホテルステイが当初のメイン。ただ、行きたい場所が多くていつのまにか欲張りな旅行になってましたw
今回の旅行は2名で行きましたがひとり旅でも楽しめるプランです。
初日は新大阪から出発。白浜へは特急「くろしお」で向かいます。

事前に指定席をとっていたので10時13分発です。白浜には12時46分着なので約2時間半の移動。和歌山旅行のマイナス面としては、ほかの国内旅行にくらべて移動時間がかかる点ですかね。
和歌山1日目:白浜の海鮮(とれとれ市場)と三段壁・千畳敷の夕景を満喫

1日目は移動疲れも考慮して、白浜の海沿いスポットを中心にのんびり観光しました。
昼はとれとれ市場で海鮮ランチ、午後は三段壁と千畳敷で海景を楽しみます。
白浜駅から「とれとれ市場」へは明光バスで向かいました。
「乗換案内」アプリを事前に入れておくと、バス時刻の確認もスムーズです。
- 10:13:新大阪駅 発(特急くろしお号)
- 12:46:白浜駅 着
- 13:00〜14:00:とれとれ市場で昼食・おみやげ散策
- 14:50:とれとれ市場前 発(明光バス)
- 15:00〜16:00:三段壁
- 16:00〜17:00:千畳敷
- 18:20:白浜バスセンター着 → 徒歩でホテルへ
- 18:30:南紀白浜マリオットホテル チェックイン
- 宿泊:南紀白浜マリオットホテル
とれとれ市場

- 10:13:新大阪駅 発(特急くろしお号)
- 12:46:白浜駅 着
- 13:00〜14:30:とれとれ市場で昼食・買い物
新鮮な海鮮丼や寿司、地元特産品がそろう白浜の人気観光スポット。
市場を見てるだけでも楽しいですが「BBQコーナー」で買った商品を焼くことも可能です。1000円の場所代を払う必要がありますが、ソフトドリンク飲み放題なのは嬉しい。
市場で買ってからBBQ会場に向かうのが時間効率よくおすすめです。混雑時はBBQ会場が満席になるため、先に席の空き状況をチェックしてから食材を選ぶのがベター。干物など焼きにくい品もあるので、ゆったり派は館内の食事処で海鮮丼を楽しむほうが良いです。
アクセス:白浜駅から明光バス「とれとれ市場前」下車すぐ。
三段壁

- 15:00〜16:00 三段壁 観光
高さ50mの断崖絶壁が約2km続く、白浜を代表する絶景スポット。展望台からは太平洋を一望でき、波が岩肌にぶつかる迫力のある景観が楽しめます。
地下には「三段壁洞窟」もあり、大人1500円払うとエレベーターで洞窟にいけます。
源平合戦の隠し洞窟としても知られており、洞窟内の荒波はインパクト大でした。
地上に戻ると夕景でした。晴れた日には、沖合の水平線がくっきりと見え、まさに「南紀の断崖美」と言えるでしょう。
海風が強いので帽子が飛ばされないよう注意しましょう。
アクセス:とれとれ市場前から明光バス「三段壁」バス停下車すぐ。
千畳敷
千畳敷へは、三段壁から徒歩で約10分で行けます。バスの時間が少ないため、徒歩移動がおすすめです。
- 16:00〜17:00 千畳敷 散策
広大な岩畳が海に向かって広がる白浜屈指の景勝地。
夕方は夕日が岩肌をオレンジ色に染め、幻想的な光景に。
波音を聞きながら散歩するだけでも癒されます。
足元が滑りやすいので、スニーカーなど歩きやすい靴が良いですね。写真を撮るなら、夕日が沈む直前の16時半ごろがベストショットタイムです。
本来なら初日は円月島の夕景をみる予定でしたが、距離や時間的にも断念。とはいえ、こちらの千畳敷の夕景は今回の旅の中でマイベストでした。
アクセス:三段壁から徒歩約10分、または明光バス「千畳口」下車すぐ。
南紀白浜マリオットホテル

千畳敷からバスに乗り、ホテル「南紀白浜マリオットホテル」に向かいます。
- 18:20:白浜バスセンター 着 → 徒歩でホテルへ
- 18:30:南紀白浜マリオットホテル チェックイン
宿泊レビューはこちらです。

| ホテル名 | 南紀白浜マリオットホテル |
|---|---|
| 部屋タイプ | スーペリアツイン(庭園側) |
| 費用 | 1泊1室 約23,866円(1名あたり11,933円) (楽天トラベル) |
| ロケーション | 4.4 |
| 清潔さ | 5.0 |
| 施設・設備 | 5.0 |
| コスパ | 4.6 |
| 総合満足度 | 4.8 |
温泉付きの豪華なホテルです。オーシャンビュー客室もありますが、今回はシティビューの部屋で数千円の節約。

部屋にもお風呂はついてます。ホテル上階には露天風呂があります。旅の疲れを癒すには最高のホテルです。

ひとり旅でもOKですが、やや贅沢すぎる部屋なので、夫婦やカップルなどにおすすめです。
2日目:円月島の朝景・串本・那智をめぐる

和歌山旅行2日目のスタートです。
白浜~太地行きの特急「くろしお」に乗る前に、どうしても円月島にいきたいw
南紀白浜マリオットホテルを午前8時前とやや早めにチェックアウトしました。
- 朝:コンビニ朝食(部屋で軽食)
- 8:00~9:00 円月島の観光(徒歩)
- 9:00頃:白良浜バス停 発 → 9:37 白浜駅 着(明光バス)
- 10:12:白浜駅 発(特急くろしお1号)
- 11:33:太地駅 着
- 11:45〜12:50:太地くじらの博物館 見学
- 13:45:太地駅 発 → 紀伊勝浦駅
- 14:30〜15:30:那智の滝・熊野那智大社 参拝
- 16:30:紀伊勝浦駅 発 → 串本駅 着
- 17:15 ホテルチェックイン
- 18:30〜:くろしお寿司 串本店で夕食
- 宿泊:ホテル&リゾーツ 和歌山 串本
2日目は、移動距離が長いのでスケジュール調整が大切です。特急くろしおは事前に予約しました。
円月島(朝景)

ホテルを午前8時頃にチェックアウトしました。白浜バスセンター駅から徒歩で円月島に向かいます。朝が早いと、円月島に向かうバスはないです。徒歩は片道約20分ぐらいなので、歩くのが苦手な人はしんどいかもです。
とはいえ道中は朝の静かな景観を満喫。朝は人も少なく撮影には最適です。海に浮かぶ円月形の島は白浜の象徴。日没時には絶景の夕景スポットとして人気です。
目的は果たせたので、徒歩でバス停までいき白浜駅へ向かいます。2日目は串本方面に泊まるため、乗り放題パスは買わなかったです。
バスで白浜駅に到着しました。今回の和歌山旅行は乗り継ぎなどで、20~30分の空き時間は結構あります。

特急くろしおを待ちます。駅に小さい売店がありました。そこで駅弁も買えますが量や種類は少ないです。余裕がある人は、コンビニで事前に買ってから白浜駅に向かうほうが良いかもですね。
白浜駅から太地に向かいます。
くじら博物館(太地町)

太地駅に到着。太地駅から「くじら博物館」へは無料の送迎バスがあります。乗車時間は10分程度です。徒歩は大変な距離なので、無料バスの時間は要チェックです。
- 10:12:白浜駅 発(特急くろしお1号)
- 11:33:太地駅 着
- 11:45〜12:50:太地くじらの博物館 見学
くじらの博物館の入場料は大人1800円です。チケットを入口で購入できますが、やはり旅のお供の「アソビュー」がお得です。前回の沖縄旅行と同じで、当日購入で当日使えるのが嬉しいポイント(^^♪
アソビューでは「くじらの博物館」は100円割引の1700円で電子チケットを購入できます。同じチケットなら100円安いほうが良いでしょw

世界でも珍しいクジラ専門博物館で、展示やショーが充実。

イルカの餌やりも300円でできます。
行きのバスの時間は、ある程度本数がありましたが太地駅への帰りがバス少ないです。
太地駅までの無料バスを1本逃すとさらに1時間30分滞在することになり、那智の滝へ時間が減るピンチ。やや、かけあしでイルカの餌やり(15分程度)とクジラのショー(15分間)を鑑賞しました。
今回の車なし旅で、この無料バスの時間調整がいちばん大変でした。太地駅からは電車で紀伊勝浦駅へ移動します。
那智の滝

紀伊勝浦駅からは、市バスでで那智の滝に向かいます。

バスの乗車時間は約30分ぐらいでした。那智は外国人観光客が多くいました。

14:00〜15:30 那智の滝観光
日本三大名瀑のひとつ。熊野那智大社と青岸渡寺の参拝もおすすめ。

この有名な景色までは、少し山登りがあります。案外、歩くので休憩時間も含めて那智の観光時間は多めにとっておいたほうが良いです。

山の天気は変わりやすいので途中、小雨も降りましたが、すぐにやみました。
帰りの紀伊勝浦駅へむかうバスは、大変混雑してました。バスの時間の20分前にはバス停に並んでおいたほうが無難です。
メルキュール和歌山串本リゾート&スパ

メルキュール和歌山串本リゾート&スパにチェックイン。
| ホテル名 | メルキュール和歌山串本リゾート&スパ |
|---|---|
| 部屋タイプ | クラシックジュニアスイート(和洋室)オーシャンビュー |
| 費用 | 1泊1室 約22,226円(1名あたり11,113円) (楽天トラベル) |
| ロケーション | 4.0 |
| 清潔さ | 4.2 |
| 施設・設備 | 4.8 |
| コスパ | 5.0 |
| 総合満足度 | 4.5 |

オールインクルーシブなので、カフェやお菓子が無料なのは嬉しいポイントです。

海を望む温泉付きのホテルです。

ホテルは備品がやや年季ありましたが、清潔感もありコスパ最強でした。


2日目の疲れを癒しました。
3日目:串本〜新大阪へ帰路

- 朝:ホテルバイキング朝食
- 12:23 串本駅 発(特急くろしお号)
- 15:51 新大阪駅 着
朝はホテルのバイキングで海を眺めながらゆっくり。

11時チェックアウトなので、ひたすら朝食を満喫しました。
帰りのくろしおで約3時間、車窓から紀伊半島の海を眺めて新大阪へ戻ります。
よくある質問(Q&A方式)
Q1. レンタカーなしでも観光できますか?
はい、可能です。白浜〜那智〜串本はすべて特急くろしおと明光バスで移動できます。観光地も駅やバス停から徒歩圏内にあるため、ひとり旅でも安心です。
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Q2. 明光バスのフリー乗車券はどれを買えばいい?
白浜滞在が初日のみなら「2日用とくとくフリー乗車券」で十分です。とれとれ市場〜円月島〜白良浜など主要エリアをカバーできます。
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Q3. 円月島の夕日を見るならどの時間帯?
日没の30分前(16時半〜17時頃)がベストです。晴れた日はアーチの間に沈む夕陽が見られますが、雨の日は海面が幻想的に光る景観もおすすめです。
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まとめ:海・温泉・絶景を一度に楽しめる和歌山旅

白浜の温泉や円月島、那智の滝など、海と山の魅力がぎゅっと詰まった2泊3日の和歌山旅行でした。
和歌山旅行は、移動距離がほかの国内旅行より長いため1泊よりは2泊がオススメです。
移動には「特急くろしお号」と「明光バス」の組み合わせが便利で、無理のない行程で絶景と癒しを両立できます。
いつかの休日に、ぜひこのコースを参考に南紀の旅を楽しんでみてください。




